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北九州未来会議アーカイブ

第2回北九州未来会議 レポート(ゲスト:隈研吾氏)

2022年6月11日北九州未来会議アーカイブ

今回の『北九州未来会議』は、世界的建築家の隈研吾さんをゲストにお迎えしました。

来場者数に関わらず、100%を出しきるイベントでありたいと思っているものの、やはり気になります。結果としては、前回の850名を大きく上回る1000名を超える方々にお越しになっていただけました。
ありがとうございます。

北九州未来会議は、手作りイベントです。企画からすべて、私と志をともにしてくれるサポーターとともに
案を出し合い、実行しています。照明のオン/オフや選曲、開場設営など、すべてを自分たちで行っています。
出来るかどうかを考えるより、「やりたい」「やるしかない」という一心で始めたイベントです。
このことは、私にとって誇りであり、その“ハレ”の場に1000名を超える方々をお迎えすることが出来て
心から楽しい、有難い夜でした。

また、2回目であった今回は、(ほんの少しですが)周りを見渡すことが出来て、感激したことがありました。
それは、会場におられた少なからぬ方々が、メモを取られていたことです。
数えきれないほどの講演会やイベントに参加したことがありますが、それは稀有な光景です。

隈研吾さんが発する言葉の素晴らしさゆえにということもあるでしょうが、私には、北九州文化のポテンシャルの高さのように見えました。
世界中を舞台に活躍する隈研吾さんから見た北九州は、「生っぽい」という言葉で表現されていました。その言葉が、なぜかずっと私の心に刺さり、その意味を自分なりに考え続けています。簡単に答えが導き出されるような問いではないでしょうが、現時点での答えは、こうです。

北九州の魅力(強さ)は、人にあり

隈研吾さん自身が大切にされていることは、『自分をさらけ出す』ことであると教えてくれました。まさしく、「生っぽい」生き様です。

ぼんやりと毎日を過ごすような人は、メモをとることはないはずです。声高に意見を言わずとも、内に秘めた想いの強い方々が集まる『北九州未来会議』を企画して本当に良かったと思います。

北九州のキラーコンテンツについて考えるとき、最も先頭にくるべきは、『人』であることに気付いた夜でした。

北九州未来会議は、まだまだ続きます。今後は、大きな会場だけなく、カフェイベントのような形態も企画中です。
必ず、どこかで皆様とお会いしたいです。
あなたの心の声を教えてください。そして、武内和久という人間もさらけ出していきます。

これからも、
北九州の未来を「生っぽく」「自分をさらけ出して」一緒に考えていきしょう。
未来は「本気」と「本音」の先にしかないと信じるから。

武内和久