第1回北九州未来会議 レポート(ゲスト：宮田 裕章氏)

『北九州未来会議』というイベントを企画し、準備をする中で、ずっと頭から離れなかったことに、このイベント名があります。
このタイトルで良いのか？もっと、良いものがあるのでは？などギリギリまで悩みました。

第１回目のゲストに宮田裕章さんをお迎えすることが決まると今度は、何について話そうかと悩みが増えます。盟友である宮田さんの引き出しの多さは誰も知っていることですが、そこに甘えるわけにはいきません。
そこで、初心に立ち返ることにしました。

そもそも、このようなイベントを何故、立ち上げたのか？
それは、私にとって、『挑戦』の二文字だったのです。
客席に誰もいない、国際会議場のホールをステージ上から見たとき不安よりも先に、体の一番深い場所から湧き上がってくる熱された鋼鉄のような塊を感じました。と同時に、すべてのことを受け入れ、前だけを向いていく勇気が出てきたのを覚えています。

『北九州未来会議』というのは、私の考え方や想いを伝える場所ではありません。
来場してくださった方々の思いをカタチにする触媒となり声を聞くためたい、だからこそ『会議』としたのです。

初回のゲストである宮田さんは、そのような主旨を伝えるまでもなく、分かってくれていました。
私の話の隅々まで逃さず聞いてくださり、冷静でありながら熱いメッセージを語ってくださいました。
あの日見た、誰もいない会場は、850名の方々で埋めつくされ、それはまさしく熱い北九州そのもので
私が見たい未来の北九州の始まりでした。

私に何が出来るのか？ではなく、みんなで何が出来るのか？

考えることで実行出来ることもあれば、実行しないと始まらないこともあるでしょう。
宮田さんも同意してくださいましたが、ステージ上でお話をさせていただいた「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」ということ。

この会議は、打ち上げ花火ではなく、地道と続けていくことこそが大切です。
これからも、皆様の想いを紡ぐ「場」を作っていきます。
私の挑戦に終わりはありません。これからも、皆様と一緒に「挑戦」していくことを楽しみたい、そんな第1回となりました。

ご来場の方、お手伝いくださった全ての方、ありがとうございました。